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自律神経失調症について

自律神経失調症という病気は、最近言われるようになった病名です。
昔は、病院の検査の仕方によって、理由が発見できなかった頭痛、めまいがおきる「不定愁訴」と呼ばれる人はいました。
しかし、こういった症状を総称する言葉がなかったのです。
それが、器質的な所見のない不定愁訴のことを「不定愁訴症候群」と呼び、それが改名され「自律神経失調症」といった呼び名になりました。
しかし、この名前は、正式に使われている病名ではないのですが、名前をつけないと不便なためにこの名前がつけられたのです。
もうひとつの理由は、患者に病状を理解してもらうということもあります。
こういう自律神経失調症は、診察するときにおいて便利な名前なためよく使われることがありますが、めまい、吐き気といった症状を全部それで片付けるのは危険です。
また他の病気が潜んでいる場合があるので、見逃してはなりません。
こういった自律神経失調症の場合、タイプは以下の四つです。
・変態性型自律神経失調症―元々、生まれつきに自律神経の調整をうまく行えない体質の人や低血圧、虚弱体質といわれるような人。
・神経症型自律神経失調症―精神的なことによる原因で、自律神経が大きく乱れて失調症を起こしてしまう人。
・心身症方自律神経失調症―こういった自律神経失症の中で、ほぼ半分を占めると言われています。
・抑うつ型自律神経失調症―持続的なストレスによってうつ症状が出てしまうことで、頭痛、不眠など身体的な症状になって現れる病気。